12月9日(土)はついに「子ども未来講座」の最終回!

12月9日(土)はついに「子ども未来講座」の最終回!

獨協大学の「復興知」事業 子ども未来講座 12月9日(土)開催

第6回 12月9日(土)
「総仕上げをしよう!」
学習したことをふり返りましょう

今回は田村市役所にて、子どもたちの最終プレゼンテーションの披露と修了証の授与を行う「閉講式」を実施しました。

ここまで6ヶ月にわたり頑張ってきた児童の皆さん。獨協大学から初めて田村市を訪れた各国からの留学生、田村市教育委員会の先生方、小学校の校長先生、そして見守ってくれていたおうちの方々を前に、最後のプレゼンに臨みました。

まずは1時間程度、直前練習とリハーサルを行いました。獨協大学の学生たちがサポートします。「ここの英語、発音しづらいね」、「ジェスチャーをもう一つ入れようか」、「それを強調して言うと伝わりやすい」など、仕上げの助言をしていきます。子どもたちのまなざしも真剣です。

そしていよいよ迎えた最終プレゼンテーション。

子どもたちの緊張が伝わってきて、大勢いる部屋も静まります。

「せーの...」と小声で合図して、元気よく「Hello!」と開始。各グループのプレゼンテーションは息がばっちりと合い、そして一人一人が今まで学んだことをぞんぶんに生かして、明るく、楽しげに、見てくれている人たちの方をまっすぐに見つめて、田村市の素晴らしさを発表していきます。

これまでで一番素晴らしいプレゼンテーション。こんなにもみんなには力があったのですね。観客の皆さんからは大きな拍手。田村市教育長 飯村先生は「ブラボー!」とおっしゃってくださいました。

その後は一人一人、「修了証」と獨協大学記念品を受け取りました。飯村先生からのお褒めの言葉、獨協大学 山路学長からのメッセージ、米山教授からのねぎらいの言葉、田村市教育委員会 白岩指導主事からの「みんなは田村の宝物」という温かい言葉、そして本講座コーディネーター羽山准教授からの「みんなと出会えて良かった。ありがとう」という感謝の言葉を受け取り、田村市の子どもたちのための講座は無事終了しました。

皆さん、お疲れさまでした!協力してくれたすべての方々にありがとう!

開催日時 12月9日(土)9:30~12:30
開催地 田村市役所

当日の様子

子ども未来講座 2023年12月9日実施 「総仕上げをしよう!」
留学生たちと楽しくおしゃべり
子ども未来講座 2023年12月9日実施 「総仕上げをしよう!」
直前の打合せに熱が入ります
子ども未来講座 2023年12月9日実施 「総仕上げをしよう!」
いよいよプレゼンスタート!
子ども未来講座 2023年12月9日実施 「総仕上げをしよう!」
前を向いて堂々と話せました
子ども未来講座 2023年12月9日実施 「総仕上げをしよう!」
「修了証」を受け取りました
子ども未来講座 2023年12月9日実施 「総仕上げをしよう!」
最後まで笑顔で頑張りました!

講座のお手伝いをして

<日本人学生より>
第6回子ども未来講座では、ここまでの5回の講座を通じて学び作り上げたプレゼンテーションの発表会を行った。子どもたちは今日の発表のためにここまでの講座を真剣に頑張って受けてくれ、お家でも個人個人で練習してくれていてプレゼンテーションへのやる気が発表前からとても強く伝わってきた。本番は、今までの練習の成果をしっかりと発揮して堂々とプレゼンテーションを発表してくれた。見ていた保護者の方々、市役所の皆様、私も含めて学生に対して非常に成長を感じさせ、感動させてくれた。
私は、この講座に4回参加させていただいているが、参加回数を重ねるに連れて子ども達が成長していく姿を見られて非常に嬉しかった。これは、子ども達がこの講座に対して意欲的、積極的に受けてくれたからだと思う。講座の序盤では、手こずっていた英語の発音やプレゼンテーションに於ける大事な点(目線、声量、ジェスチャー)などを最後の発表の時には完璧なものとしてくれていた。また、今回の田村市のことをプレゼンテーションにして発表することを通して私達聞く方だけでなく子どもたちにも自分のふるさとを深く知ってもらえたかなと思う。子どもたちは自分のふるさとを知ることにより、地域への誇りや自信をもってくれるだろう。これが、今後の地域の発展にも繋がってくると私は信じている。今回発表を聞いている私も改めて田村市にはこんなに素敵な場所、物があるのだなと感じた。まだ、他にも沢山の素晴らしい場所、物があると思う。私も、自分自身で発見し周りの人に伝えていきたいなと思った。
最後になるが、この講座を通して子どもたちの成長、地域振興の一助になったと思う。今後もこのような活動をしたい。田村市と子どもたちの発展、成長を祈りたい。

仙台平
仙台平

<留学生より>
I am sincerely grateful for the invaluable opportunity to have taken part in a truly unique experience graciously hosted by Dokkyo University and Tamura City. Alongside my fellow international students, we had the distinct privilege of witnessing the culmination of months long hard work and dedication by Tamura City elementary school students.
I was filled with anticipation to meet these students, who had invested a considerable amount of time and effort into practicing and learning English to present their city through a slideshow presentation. Prior to their presentations, we had the pleasure of engaging briefly with the elementary school students. This was a particularly meaningful experience for me, as it marked my first time interacting with young Japanese students.
Following our heartwarming interaction with the students, we were treated to a short tour of Tamura City Hall while the elementary school students diligently prepared for their presentations. When the time finally arrived for their presentations, we were captivated by their genuine enthusiasm displayed while they showcased their city. Their presentations not only enlightened us about the history and local cuisine of Tamura City but also illuminated must-visit places, which later that day we did.
After their presentations, we were privileged to participate in commending the elementary school students for their hard work and congratulated them on a job well done. Lastly, we witnessed a touching "certification of completion" ceremony, where the elementary students joyfully accepted their certificates.
I extend my heartfelt appreciation to Dokkyo University and Tamura City for orchestrating this heartwarming experience, allowing us to connect with the vibrant community. It was undeniably a memorable and enlightening experience that I will cherish dearly.

「獨協大学と田村市のご厚意により、本当にユニークな体験に参加する貴重な機会をいただき、心から感謝しています。田村市の小学生たちが何カ月にもわたって懸命に取り組んできた集大成を、留学生の仲間とともに目の当たりにすることができました。
スライドショー?プレゼンテーションで自分たちの町を紹介するために、かなりの時間と労力を費やして英語の練習と学習に励んできた生徒たちに会えるということで、私は期待で胸がいっぱいだった。発表に先立ち、私たちは小学生たちと短い時間ながら交流することができた。日本の若い学生たちと交流するのは初めてだったので、これは私にとって特に意義深い経験だった。
生徒たちとの心温まる交流に続いて、私たちは田村市役所を少し見学させてもらった。いよいよ発表の時間になると、田村市を紹介する彼らの純粋な熱意に私たちは魅了された。彼らのプレゼンテーションは、田村市の歴史や郷土料理について私たちを啓発してくれただけでなく、その日のうちに私たちも訪れた田村市の必見スポットも教えてくれた。
彼らのプレゼンテーションの後、私たちは小学生たちの健闘を称え、よくやったと祝福する機会に恵まれた。最後に、感動的な「修了証書授与式」に立ち会い、小学生たちは嬉しそうに修了証書を受け取った。
獨協大学と田村市には、このような心温まる体験を企画し、活気ある地域社会とのつながりを持たせてくれたことに心から感謝している。忘れがたい、そして啓発的な経験であったことは間違いありません。