本学経済学部藤山英樹教授の著書が、第2回日本社会関係学会賞?特別賞を受賞しました

本学経済学部藤山英樹教授の著書が、第2回日本社会関係学会賞?特別賞を受賞しました

2024年3月25日

本学経済学部藤山英樹教授の著書『ゲーム理論からの社会ネットワーク分析オーム社(2023年10月刊行)が、第2回日本社会関係学会賞?特別賞を受賞しました。

日本社会関係学会賞は、社会関係、市民社会、政策評価に関する研究教育を奨励するため創設され、当該分野に関連する著作(出版物および博士論文)を広く公募の上、厳正な審査?選考が行われています。

この度、藤山英樹教授の著書は「非常に精密な議論の積み重ねによって、社会ネットワーク分析の本質を深いレベルで読者に理解してもらおうという熱意」のもとで、「ゲーム理論と社会ネットワーク論をソーシャル?キャピタルの視点を経て、統合しようと」しており、「社会ネットワーク分析に関する優れたテキストである」と高く評価され、特別賞を受賞しました。

20日に授賞式が行われた後、翌21日には、受賞したテキストの内容をもとに、藤山英樹教授が講師として、特別講義が開催されました。社会の構造を解明する社会ネットワーク分析と個人の駆け引きを分析するゲーム理論から、ソーシャル?キャピタルがどのように位置づけられるかが解説され、講義中にも多くの質問がなされるなど、和やかな雰囲気で進められました。

fujiyama_prof2.jpg