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シラバス参照/View Syllabus

授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る/Return to the Course List 2024/04/09 現在/As of 2024/04/09

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
ドイツ語圏とEU a/GERMAN SPEAKING AREAS AND EU a
開講所属
/Course Offered by
外国語学部ドイツ語学科/FOREIGN LANGUAGES GERMAN
ターム?学期
/Term?Semester
2024年度/2024 Academic Year  春学期/SPRING SEMESTER
曜限
/Day, Period
金3/Fri 3
開講区分
/semester offered
春学期/Spring
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
伊豆田 俊輔
遠隔授業科目
/Online Course
本科目は遠隔授業科目です。/ONLINE COURSE

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
伊豆田 俊輔 ドイツ語学科/GERMAN
授業の目的?内容
/Course Objectives
※旧カリキュラム(2年~)では「ドイツ語圏とEU a 現代社会1(ドイツ地域論)」、新カリキュラム(1年生~)では「ドイツ語圏の歴史?現代社会H(ドイツ政治とEU)」と表示されています。

目的:現在のドイツ連邦共和国とEUは、それぞれどのような制度的な特徴があり、どのような「危機」に直面しているのでしょうか。本講義では、学生たちがドイツ連邦共和国とEUの制度の概要をつかみ、現在様々な形で噴出している危機や問題について、参加者が自分で考えられることを目指しています。そしてこれを通じて、参加者がドドイツ語圏を中心としたヨーロッパ地域の政治?国際関係に関する専門知識を体系的に修得することが目的になります。

内容:講義は3部構成です。第1部では、ドイツ連邦共和国とEUの基本的な政治制度の概要を学びます(1-4回)。第2部では、現在のEUを理解するために必要最低限の欧州統合の歴史について考察します(5-6回)。第3部では、現在のドイツ語圏とEUが抱えている課題について学習します(7-14回)。また、地理的には、現在の欧州連合で経済的?政治的に中心的な役割を果たしているドイツが中心になります。







【カリキュラムポリシー(CP)、ディプロマポリシー(DP)との関係が気になる方へ】この授業では、CPが定める「専門教育」の部分と対応して、参加者がドイツ語圏 に関わる 様々な社会的?文化的現象について学び、それを論理的かつ独自の視点から説得的に論述? 議 論する能力を身に付けるための基礎的な力を養うことを目指します。また、参加者はこうしてドイツとEUの政治と社会について学ぶことを通じて、DPが定める「異文化理解を深め、主にドイツ語圏を対象とする概括的な人文的教養?倫理観を獲得し、国際的な市民としての社会的責任を果たす能力」を養成することも目標としています。さらに、これらの記述は、新旧のCP、DPどちらにも共通している部分、新カリキュラムについては「リベラルアーツコース」「プロジェクトコース」どちらにも共通する内容です。
授業の形式?方法と履修上の注意
/Teaching method and Attention the course
本授業はZoomを利用したリアルタイムのオンライン授業です。登録者は、manabaの「ドイツ語圏の歴史?現代社会H(ドイツ政治とEU)」のページ(コースニュース)にZoomリンクを貼ります。そこから参加してください。
原則としてリアルタイムで参加する必要がありますが、もしも体調不良やどうしようもない事情で参加できなかった人のために、1週間程度録画をmanabaから見られるようにします。

毎回オンライン授業内で課題を提示します。出欠は、その課題のコメントを締め切りまでにresponに書かれているかで確認します。そのため、期日までに課題がない場合は、欠席したものとして、その分の点数は与えられません。期日までに(仮に病気等で授業をリアルタイムで受けられなくても、録画を見る時間は長めに設定しているので)いかなる事情があっても特別な措置や加点は行いません。
この課題に生成系AIを参照することは禁止しません。しかし、AI回答とまったく(あるいはほとんど)同じ回答は、点数が0点になることがあります。参考にすることは問題ありませんが、その場合でも、自分なりの視点や授業内での内容に言及し、AIの内容とは同じにならないようにしてください。
事前?事後学修の内容
/Before After Study
この講義では、動画のなかで、「課題」を提示します。この課題への解答をresponに書き込みます。その際、講義を視聴して考えたこと、質問、異論、未消化にとどまったこと、「もやもや」、などを記述します。次の講義では、そのコメントをほぼすべてパワーポイント(ないし動画のスライド)に載せて、フィードバックすることから始めます。

常に復習を心がけてください。また授業中に紹介した文献を自発的に読み進めることが好ましいです。毎回、レジュメには関連する文献(論文?書籍、ニュース、WEBサイト)を多数記載しているので、気になるものから随時読み、勉強してください。事後、理解ができるまでには、講義時間の二倍程度(=200分ほど)の学修時間を目安に考えています。
テキスト1
/Textbooks1
書籍名
/Title
テキストは指定しない
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
全ての参考文献は、毎回配布するレジュメに記載した参考文献一覧をみて下さい。
テキスト2
/Textbooks2
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト3
/Textbooks3
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等1
/References1
書籍名/???名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等2
/References2
書籍名/???名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等3
/References3
書籍名/???名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
評価方法
/Evaluation
①毎回の課題へのコメント 30%
 ※基本的に課題の提出は毎週水曜日の23:59まで。それ以降は受け付けません。注意してください。
②定期テスト 70%
関連科目
/Related Subjects
半期で完結するため、必ず取らないといけない科目はありません。ただし、「ドイツ語圏の歴史?現代社会A(西ドイツの政党政治と社会)」、「ドイツ語圏の歴史?現代社会B(統一後のドイツの政党政治と社会)」、「ドイツ語圏の歴史?現代社会H(ドイツ社会における移民?難民)」、「ドイツ語圏の歴史?現代社会G(「68年」からの環境運動、緑の党の成立から現在)」は関係が深い科目です。
備考
/Notes
?教科書は指定しない
到達目標
/Learning Goal
「ドイツ語圏とEU」に関する専門的な知識、分野特有の思考?研究方法を発展的に習得し、分析を行い見解を提示できるようにする。

/Time
授業計画(主題の設定)
/Class schedule
授業の内容
/Contents of class
事前?事後学修の内容
/Before After Study
1 シラバスに基づいた授業ガイダンス 講義の進め方、評価方法について理解する。現在のドイツ語圏とEUに関して、何か一つの「問い」を立てられるようにする。 事後:課題をresponに書き込む。理解が追い付かない場合は、パワーポイント(あるいは動画)を見直す。レジュメもダウンロードして、復習をする。分からないことがあれば、課題に書くこと。
2 ドイツとEUの基本の仕組み①―ドイツ政治の基本の仕組み ドイツ連邦共和国の政治上の制度、首相と大統領、議会、政党、政府の仕組みについて、概観を得る。 事後:課題をresponに書き込む。理解が追い付かない場合は、パワーポイント(あるいは動画)を見直す。レジュメもダウンロードして、復習をする。分からないことがあれば、課題に書くこと。
3 ドイツとEUの基本の仕組み②―EUの基本の仕組み ヨーロッパ連合の仕組みを、特に欧州理事会、閣僚理事会、EU議会の仕組みを中心に学び、EUがどのように運営されているのか、理解できるようになる。 事後:課題をresponに書き込む。理解が追い付かない場合は、パワーポイント(あるいは動画)を見直す。レジュメもダウンロードして、復習をする。分からないことがあれば、課題に書くこと。
4 ドイツとEUの基本の仕組み③―ドイツ外交とEUの関係 この30年のドイツ外交の基本方針を、「西側統合路線」、「多国間主義」、「シビリアンパワー志向」という特徴から理解できるようになる。 事後:課題をresponに書き込む。理解が追い付かない場合は、パワーポイント(あるいは動画)を見直す。レジュメもダウンロードして、復習をする。分からないことがあれば、課題に書くこと。
5 ドイツとEUの基本の仕組み④―EUと政治文化(言語政策と市民権を中心に) 欧州審議会の存在と機能を知り、EU市民権について理解できるようになる。 事後:課題をresponに書き込む。理解が追い付かない場合は、パワーポイント(あるいは動画)を見直す。レジュメもダウンロードして、復習をする。分からないことがあれば、課題に書くこと。
6 EUの歴史①―EU誕生まで 石炭鉄鋼共同体にはじまり、マーストリヒト条約までの欧州統合の歴史を概観し、EU誕生の経緯をおおよそ理解できるようになる 事後:課題をresponに書き込む。理解が追い付かない場合は、パワーポイント(あるいは動画)を見直す。レジュメもダウンロードして、復習をする。分からないことがあれば、課題に書くこと。
7 EUの歴史②―EC/EU拡大の歴史 現在のEUの諸問題の背景にある、EUの拡大に焦点を当て、なぜ加盟国が増えたのか、その増加が何をもたらしうるのか、自分で考えられるようになる。 事後:課題をresponに書き込む。理解が追い付かない場合は、パワーポイント(あるいは動画)を見直す。レジュメもダウンロードして、復習をする。分からないことがあれば、課題に書くこと。
8 EUの危機①―憲法危機 2005年の欧州憲法条約の批准の失敗はなぜ起きたのか、その背景と帰結を学ぶ。「ポスト?統合」という概念が理解できるようになる。 事後:課題をresponに書き込む。理解が追い付かない場合は、パワーポイント(あるいは動画)を見直す。レジュメもダウンロードして、復習をする。分からないことがあれば、課題に書くこと。
9 EUの危機?―欧州難民危機 2015年のシリア難民危機とEUの構造上の問題を結びつけつつ、自分でこの現象の問題について考えることができるようになる。 事後:課題をresponに書き込む。理解が追い付かない場合は、パワーポイント(あるいは動画)を見直す。レジュメもダウンロードして、復習をする。分からないことがあれば、課題に書くこと。
10 EUの危機③―ブレグジット 英国のEU離脱について学ぶ。離脱の原因とその後の事態の推移を把握できるようになる。 事後:課題をresponに書き込む。理解が追い付かない場合は、パワーポイント(あるいは動画)を見直す。レジュメもダウンロードして、復習をする。分からないことがあれば、課題に書くこと。
11 EUの危機④―ポピュリズム ポピュリズム政治について概観を得たのち、EU加盟国内のポピュリズム運動といわれる現象について学ぶ。 事後:課題をresponに書き込む。理解が追い付かない場合は、パワーポイント(あるいは動画)を見直す。レジュメもダウンロードして、復習をする。分からないことがあれば、課題に書くこと。
12 EUの危機⑤―ドイツの新右翼 ドイツの新右翼、とりわけ右翼政党の「ドイツのための選択肢AfD」を取り上げて、思想的な系譜からドイツの新右翼について説明し、学生が考えるきっかけを提供する。 事後:課題をresponに書き込む。理解が追い付かない場合は、パワーポイント(あるいは動画)を見直す。レジュメもダウンロードして、復習をする。分からないことがあれば、課題に書くこと。
13 EUの危機⑥―コロナ危機 2020年からのパンデミックに対するEU、とくにドイツの対応について概略を理解できるようになる。 事後:課題をresponに書き込む。理解が追い付かない場合は、パワーポイント(あるいは動画)を見直す。レジュメもダウンロードして、復習をする。分からないことがあれば、課題に書くこと。
14 EUの危機⑦―ロシア?ウクライナ戦争 ロシアによるウクライナ侵攻に対して、ドイツをはじめとしたEU加盟国(とイギリス)がどのような対応をしているか、理解できるようになる。 事後:課題をresponに書き込む。理解が追い付かない場合は、パワーポイント(あるいは動画)を見直す。レジュメもダウンロードして、復習をする。分からないことがあれば、課題に書くこと。

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