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科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2024/04/09 現在/As of 2024/04/09 |
開講科目名 /Course |
国際開発論b/INTERNATIONAL DEVELOPMENT(B) |
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開講所属 /Course Offered by |
経済学部国際環境経済学科/ECONOMICS ECONOMICS ON SUSTAINABILITY |
ターム?学期 /Term?Semester |
2024年度/2024 Academic Year 秋学期/FALL SEMESTER |
曜限 /Day, Period |
水2/Wed 2 |
開講区分 /semester offered |
秋学期/Fall |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
2,3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
古川 光明 |
遠隔授業科目 /Online Course |
- |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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古川 光明 | 国際環境経済学科/ECONOMICS ON SUSTAINABILITY |
授業の目的?内容 /Course Objectives |
「国際開発論」では、経済学部国際環境経済学科の学位授与方針(DP)及び教育課程の編成?実施方針(CP)が示す「持続可能な発展のための国際社会システムの構築を探り、国際的な相互依存関係において問題を捉える能力を身に付け」、「持続可能な社会の実現を目指して、地域社会や国際社会に貢献できる実践的な人材を育成する」ことに資するため、開発経済学のみならず開発社会学?開発政治学等を用いて経済発展に伴う開発課題を分析し、持続可能(Sustainable)ですべての人々にその恩恵が行き渡る(Inclusive)開発のための戦略?政策を検討します。そのことにより、開発途上国の経済?社会?制度上の問題と処方箋を包括的に理解します。 「国際開発論b」では、経済成長、人口動態?都市化、農業?産業化、教育?医療等の人的資本、環境(持続可能な開発)、開発援助など、個別の開発分野について検討します。また、「開発経済学」等の課題や基礎理論を用いて、開発途上国の個別の開発問題を分析する応用能力を習得することを目指します。また、担当教員の実務経験を踏まえた講義とします。 |
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授業の形式?方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course |
講講義形式。グローバルサウスに関連した個別の開発分野について学びます。担当教員の実務経験を踏まえた講義とします。 講義は、主にPower Point(PPT)の資料を示しながら「対面」で行います(授業形式の都合上,ライブ配信や録画配信は行いません)。manabaの小テスト機能を用いて、定期的に「課題問題」を出題しますので、締め切りまでに必ず解答するようにしてください。「質問?感想」があれば所定のWordファイルに記載してmanabaのレポート機能を用いて提出してください。そして、最後に総合課題問題を出題しますので、締め切りまでに必ず解答するようにしてください。なお、課題については、授業でフィードバックを行うこととします。 |
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事前?事後学修の内容 /Before After Study |
事前にmanabaに講義用PPTをアップするので、ダウンロードして、講義に備えて予習してください(2時間程度)。 講義後は、講義内容を良く復習し、manabaの小テスト機能を用いた定期的に出題する「課題問題」に解答してください(1時間程度) 経済学のほか、政治学、社会学を用いて、開発途上国への国際開発を分析する基礎能力を習得することができます。経済学関連科目を復習するとともに、国際機関や国際協力に関する新聞記事等を読むように努めてください(1時間程度)。 |
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テキスト1 /Textbooks1 |
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テキスト2 /Textbooks2 |
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テキスト3 /Textbooks3 |
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参考文献等1 /References1 |
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参考文献等2 /References2 |
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参考文献等3 /References3 |
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評価方法 /Evaluation |
定期的に行う課題問題(40%)と期末の総合課題問題(60%)により評価します。総合的課題では、講義で学習した基本概念の理解と応用能力を評価します。これにより、国際開発に関して専門知識を習得し、開発途上国が直面する課題とその解決方法等についての見解を提示できるかどうか評価します。 | ||||||||||
関連科目 /Related Subjects |
「マクロ経済学」、「ミクロ経済学」、「開発経済学」、「国際開発論」等の関連科目を履修することを勧めます。 | ||||||||||
備考 /Notes |
幅広く、国際社会やグローバルサウスへの国際協力に関心にある人に向けて授業を行います。授業には、真面目に出席することが条件となります。また、履修者のレベル等に合わせて進捗速度や課題の調整を適宜行う可能性があります。 |
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到達目標 /Learning Goal |
国際開発に関して専門知識を習得し、開発途上国が直面する課題とその解決方法等について分析のうえ、見解を提示できるようにする。 |
回 /Time |
授業計画(主題の設定) /Class schedule |
授業の内容 /Contents of class |
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
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1 | ガイダンス、講義の概要 | 講義目的?概要、授業計画、テキスト?参考文献、評価方法等 | シラバスを読んで、講義について理解する。PPTを読んでおく。 |
2 | 経済学、制度、開発 | 経済学と開発研究、開発の定義、伝統的な経済指標、開発の目的、国連ミレニアム開発目標、SDGSなどについて | 事前学習:PPTを熟読する。事後学習:講義内容の復習並びに不明な点を確認する。 |
3 | 経済発展の比較分析 | 開発途上国の定義、 基礎的な開発指標(実質所得, 保健?医療、教育)と総合指標としてのNHDI(新人間開発指数)、開発途上世界の特徴について | 事前学習:PPTを熟読する。事後学習:講義内容の復習並びに不明な点を確認する。 課題問題を行う。 |
4 | 経済成長と開発理論 | 成長としての開発と線形段階理論、構造変化モデル、国際従属学派、市場原理主義などについて | 事前学習:PPTを熟読する。事後学習:講義内容の復習並びに不明な点を確認する。 |
5 | 開発と低開発モデル | ビッグプッシュモデル、Oリングモデルなどについて | 事前学習:PPTを熟読する。事後学習:講義内容の復習並びに不明な点を確認する。 |
6 | 貧困、不平等と開発 | 不平等と貧困の測定、貧困、不平等と社会的厚生、貧困層の経済的特性などについて | 事前学習:PPTを熟読する。事後学習:講義内容の復習並びに不明な点を確認する。 課題問題を行う。 |
7 | 人口増加と経済開発 | 先進国?途上国の人口規模、粗出生率?死亡率?合計特殊出生率等の推移の概観と「人口転換」、「マルサスの人口の罠」、「出生のミクロ経済学」の理論などについて | 事前学習:PPTを熟読する。事後学習:講義内容の復習並びに不明な点を確認する。 |
8 | 都市化および農村からの都市への人口移動 | 都市失業と都市農村間の継続的人口移動の共存を説明する「ハリス?トダロ?モデル」などについて | 事前学習:PPTを熟読する。事後学習:講義内容の復習並びに不明な点を確認する。 |
9 | 人的資本と開発(1)(教育、ジェンダー等) | 教育と健康の中心的役割と相互補完的役割、児童労働、ジェンダーギャップ、教育システムと開発などについて | 事前学習:PPTを熟読する。事後学習:講義内容の復習並びに不明な点を確認する。 課題問題を行う。 |
10 | 人的資本と開発(2)(保健?医療等) | 保健制度と開発、感染症、リプロダクティブヘルスなどについて | 事前学習:PPTを熟読する。事後学習:講義内容の復習並びに不明な点を確認する。 |
11 | 農業の変容と農村開発 | 農業発展と農村開発、女性の役割の重要性などについて | 事前学習:PPTを熟読する。事後学習:講義内容の復習並びに不明な点を確認する。 |
12 | 環境と開発 | 経済学と環境、環境と開発、貧困と環境、地球規模の環境問題などについて | 事前学習:PPTを熟読する。事後学習:講義内容の復習並びに不明な点を確認する。 課題問題を行う。 |
13 | 開発政策策定と市場、国家および市民社会の役割 | 開発政策策定の役割とワシントンコンセンサスの限界、競争的な自由市場への経済移行の課題、NGOを取り巻く市民社会の特性および経済開発における役割などについて | 事前学習:PPTを熟読する。事後学習:講義内容の復習並びに不明な点を確認する。 |
14 | 国際協力と安全管理 | 国際協力を実施するうえでの安全管理の重要性について | 事前学習:PPTを熟読する。事後学習:講義内容の復習並びに不明な点を確認する。総合課題問題を行う。 |