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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る/Return to the Course List 2024/04/09 現在/As of 2024/04/09

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
地域共同体法b/REGIONAL LAW b
開講所属
/Course Offered by
法学部国際関係法学科/LAW INTERNATIONAL LEGAL STUDIES
ターム?学期
/Term?Semester
2024年度/2024 Academic Year  秋学期/FALL SEMESTER
曜限
/Day, Period
木3/Thu 3
開講区分
/semester offered
秋学期/Fall
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
3,4
主担当教員
/Main Instructor
大藤 紀子
遠隔授業科目
/Online Course

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
大藤 紀子 国際関係法学科/INTERNATIONAL LEGAL STUDIES
授業の目的?内容
/Course Objectives
 本講義では、ヨーロッパの国家的な連合体であるEU(国家連合)の法について勉強する。
 EUは、現在、27カ国から成る国家連合体で、国際法とも、国家法とも異なる独自の法体系をもっている。
 EU域内においては、各加盟国の国境を越えて、モノ、人、サービス、資本が自由に往来できる。これは、法的には「国籍」に基づく差別が禁止されることを意味している。
  受講生は、そうした原則が具体的にはどのような意味をもつかを、EU司法裁判所の判例を通じて勉強する。
授業の形式?方法と履修上の注意
/Teaching method and Attention the course
 本講義は、基本的に対面形式で実施する。
 受講生は、各自ノートを作り、2冊のテキストをじっくり読みながら論点を項目ごとに整理すること。
 授業?試験についての連絡やレジュメ?資料の配布等は、必要に応じてmanabaを通じて行うので、常に確認してほしい。
事前?事後学修の内容
/Before After Study
 事前学修として、その週で扱われる論点の概要が理解できるよう、2冊のテキストの該当ページを毎回必ず熟読し、鍵となる用語や概念について理解しておくこと。また判例については、事件の背景や経緯について理解し、判決の内容がもつ意味について考えておくこと。(2時間程度)
 授業後は、自身の授業のメモやレジュメなどを参照しながら、ノート整理をし、改めてテキストを読むこと。(2時間程度)
 自分なりに試行錯誤し、後から見て、自分にとってわかりやすいノート作りを心がけること。
 
テキスト1
/Textbooks1
書籍名
/Title
EUとは何か(第3版)
著者
/Author name
中村民雄
出版社
/Publisher
信山社
ISBN
/ISBN
978-4-7972-3627-9
その他(任意)
/other
テキスト2
/Textbooks2
書籍名
/Title
EU法基本判例集(第3版)
著者
/Author name
中村民雄?須網隆夫編
出版社
/Publisher
日本評論社
ISBN
/ISBN
978-4-535-52346-3
その他(任意)
/other
テキスト3
/Textbooks3
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等1
/References1
書籍名/???名
/Title
新EU法 政策篇
著者
/Author name
庄司克宏
出版社/URL
/Publisher
岩波書店
ISBN
/ISBN
978-4-000-28913-9
その他(任意)
/other
参考文献等2
/References2
書籍名/???名
/Title
EU権限の法構造
著者
/Author name
中西優美子
出版社/URL
/Publisher
信山社
ISBN
/ISBN
978-4-797-26714-3
その他(任意)
/other
参考文献等3
/References3
書籍名/???名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
評価方法
/Evaluation
 小テスト(30%)
 学期末の授業内における試験、またはレポートの提出(70%)
関連科目
/Related Subjects
 「地域共同体法b」の授業は、EU法の各論をその内容とする。この授業を履修する前に、「地域共同体法a」を履修し終えていること。
 「憲法入門」、「憲法?人権」、「憲法?統治」、「憲法?発展」、「国際法」を予め受講していることが望ましい。「国際人権法」も関連科目である。
備考
/Notes
 上記テキストのほか、『国際条約集』を必ず手許に置き、EU条約、EU運営条約、EU基本権憲章、その他関連する条約の条文を参照すること。
到達目標
/Learning Goal
EU設立に至るヨーロッパの歴史、EUという地域共同体における法の基本的性質に触れ、EUが扱う具体的かつ多様な政策についての重要な判例や学説を正確に解釈し、個別の事象について見解を示すことができるようにする。

/Time
授業計画(主題の設定)
/Class schedule
授業の内容
/Contents of class
事前?事後学修の内容
/Before After Study
1 はじめに 授業の概要について解説する
2 域内市場 「域内市場」の意義について学ぶ
3 商品(モノ)の自由移動①(原理) 域内市場における商品の自由移動を確保する諸原理について学習する
4 商品(モノ)の自由移動②(論点?判例) 関連する主要論点?判例について学ぶ
5 小まとめ 第2回?第4回授業の復習
6 人の自由移動①(人=労働者)
人=労働者の自由移動について
7 人の自由移動②(人=市民) 人=市民の自由移動についての判例を解説する
8 人の自由移動③(判例) 国籍をめぐる判例、その他について学習する
9 小まとめ 第6回?第8回授業の復習
10 移民?難民政策 警察分野?移民?難民政策の共通化に関連する論点?判例について学ぶ
11 EU競争法 EU競争法の主要論点?判例について学ぶ
12 社会政策 「ヨーロッパ社会モデル」、男女平等待遇原則のそれぞれに関連する主要判例について学習する
13 小テスト 第10回?第12回授業の復習
14 まとめ 授業の総括を行う

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