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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る/Return to the Course List 2024/04/10 現在/As of 2024/04/10

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
ことばと思想1(哲学概説Ⅰ)/LANGUAGE AND THOUGHT1(INTRODUCTION TO PHILOSOPHY I)
開講所属
/Course Offered by
大学全カリ総合科目/
ターム?学期
/Term?Semester
2024年度/2024 Academic Year  春学期/SPRING SEMESTER
曜限
/Day, Period
火3/Tue 3
開講区分
/semester offered
春学期/Spring
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
木島 泰三
遠隔授業科目
/Online Course

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
木島 泰三 言語文化学科/INTERDISCIPLINARY STUDIES
授業の目的?内容
/Course Objectives
本科目は大学の教養教育の基礎として、思考力、判断力、行動力の向上を目指す。具体的には、「哲学」という根源的な問いの営みを、先人の探究についての学びを基本にしながら、最終的には問いを自ら引き受け、レポートの形で表現することを求める。具体的には、古代からカント哲学に至るまでの西洋哲学の歩みを、その都度の時代に提起された、様々な普遍的哲学的問いを考えていくという形式で進めていく。なお、秋学期の同一教員による「ことばと思想1(哲学概説II)」の受講は必須ではないが、より深い理解のために両方を受講することを推奨する。
授業の形式?方法と履修上の注意
/Teaching method and Attention the course
1回目から対面で行う。進行は講義中心に進め、適宜資料を紹介していく。期末には講義内容を確認する小テストと、講義内容に関連する主題を論ずるレポートを課す。レポートに関してはmanabaの講評欄またはコメント欄を用いてコメントを返信する。小テストについても、必要に応じて同じ場でコメント等を行う場合がある。
事前?事後学修の内容
/Before After Study
各回の講義内容を次回までに整理し、理解不足の点をなくしておくことを求める(必要があれば適宜質問を受け付ける)。また、まとまった資料や文献を配布した場合はその精読を求める(以上、事前と事後各2時間程度)。
テキスト1
/Textbooks1
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト2
/Textbooks2
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト3
/Textbooks3
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等1
/References1
書籍名/???名
/Title
『西洋哲学史:古代から中世へ 』
著者
/Author name
熊野純彦
出版社/URL
/Publisher
岩波書店
ISBN
/ISBN
‎ 4004310075 / ‎ 978-4004310075
その他(任意)
/other
参考文献等2
/References2
書籍名/???名
/Title
『西洋哲学史:近代から現代へ 』
著者
/Author name
熊野純彦
出版社/URL
/Publisher
岩波書店
ISBN
/ISBN
‎ 4004310075 / ‎ 978-4004310075
その他(任意)
/other
参考文献等3
/References3
書籍名/???名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
評価方法
/Evaluation
期末確認テストと期末レポートにもとづき評価する。配分割合は確認テスト30%、期末レポート70%とする。
確認テストは講義内容の理解と参加態度(平常点)の目安とする。レポートは講義内容の理解(これも平常点の目安にする)と、内容の論理性を評価の対象とする。これにより、到達目標としての、本講義内容に関連する本講義内容に関連する「21世紀型市民にふさわしい概括的な知識」および「今後の複雑な国内および国際情勢に対処しうる」ものとしての「論理的かつ創造的思考」の基盤となる、自分の思考を論理的に表現できる能力の習得度の評価につなげる。
関連科目
/Related Subjects
ことばと思想1(哲学概説II)
備考
/Notes
テキスト、参考文献:授業時に適宜指示
到達目標
/Learning Goal
ことばと思想に関する学問分野について、副題に示したテーマをもとに、21世紀型市民にふさわしい概括的な知識を習得し、今後の複雑な国内および国際情勢に対処していく方法について、論理的かつ創造的思考を持って対応できるようにする。

/Time
授業計画(主題の設定)
/Class schedule
授業の内容
/Contents of class
事前?事後学修の内容
/Before After Study
1 イントロダクション 教員の自己紹介、講義内容の概観、講義の進め方や単位取得の条件などの説明
2 世界の根源にあるものは何か?:西洋哲学の始まり 「万物の根源は何か?」という問いから始まった初期西洋哲学の初期の自然についての考え方を学ぶ。
3 正義とは人間の約束事にすぎないのだろうか?:ソフィストとソクラテス 哲学的な思索の向かう先を「自然」から「人の生き方」へ向けたとされるソクラテスの「ソフィスト」たちへの批判と、その後継者であるプラトンの道徳論を学ぶ
4 世界に目的はあるか?(1):アリストテレスの自然哲学 中世に受け継がれるアリストテレスの「目的論的自然観」およびそれを支える形而上学を学ぶ
5 世界に目的はあるか?(2):ヘレニズム期の自然哲学 目的論的自然観の問題をめぐって鋭く対立したヘレニズム期の哲学学派であるストア派とエピクロス派の自然哲学を学ぶ
6 人間は社会的動物だろうか?:アリストテレスおよびヘレニズム期の倫理学 人間を「ポリス的動物」として位置づけたアリストテレスと、自らを「世界市民」として位置づけたヘレニズムの哲学者たちの人間観、倫理観を対照させながら学んでいく
7 宗教の教えと理性的な結論は一致するのか?:キリスト教思想と中世スコラ学 古代末期以来、西洋思想の重要な要素となったキリスト教の信仰と、合理的な世界観だと見なされていたギリシャ思想との衝突のあり方から、宗教信仰と理性的な世界認識の関係という問題を考える
8 人に自由意志はあるのだろうか?:ルネサンスと宗教改革を中心に 中世から近代への移行期の主要な知的運動であるルネサンスと宗教改革のあり方は、エラスムスとルターの「自由意志論争」に凝縮されている。この回では彼らの論争を糸口に「自由意志」の問題について概観を学ぶ
9 近代科学と人間:デカルトと大睦合理論(1) 17世紀科学革命がもたらした「機械論的自然観」を、哲学的に基礎付けたと言われるデカルトおよびそれを継ぐ大睦合理論の思想を、人間観の問題を中心に見ていく
10 近代科学と人間:デカルトと大睦合理論(2) 前回に引き続き、デカルトの哲学を批判的に継承?発展させた「大陸合理論者」とされるマルブランシュ、スピノザ、ライプニッツの哲学を見ていく
11 人間の知識はどれほど確実だろうか?:イギリス経験論の思想(1) イギリスにおいて展開された経験論哲学を、まずはその源流としてのベーコンとホッブズについて学んでいく
12 人間の知識はどれほど確実だろうか?:イギリス経験論の思想(2) 引き続き、ロック、バークリ、ヒュームと展開されるイギリス経験論の哲学を見ていく
13 独断論と懐疑論をどのように乗り越えるか?:カントの超越論的観念論 デカルトに発する大睦合理論の「独断論」と、ヒュームにおいて徹底されたイギリス経験論の「懐疑論」を共に乗り越えるカントの理論哲学を学ぶ
14 人間の自由と道徳をどのように基礎すけるか? カントは現代倫理学の1つの主流となった「義務論倫理学」の古典的代表者でもある。その倫理思想を、「自由」の問題を中心に見ていく

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