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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る/Return to the Course List 2024/04/10 現在/As of 2024/04/10

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
自然?環境?人間1(科学史b)/NATURE,ENVIRONMENT AND HUMANITY1(HISTORY OF SCIENCE(B))
開講所属
/Course Offered by
大学全カリ総合科目/
ターム?学期
/Term?Semester
2024年度/2024 Academic Year  秋学期/FALL SEMESTER
曜限
/Day, Period
月1/Mon 1
開講区分
/semester offered
秋学期/Fall
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
1,2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
野澤 聡
遠隔授業科目
/Online Course
本科目は遠隔授業科目です。/ONLINE COURSE

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
野澤 聡 言語文化学科/INTERDISCIPLINARY STUDIES
授業の目的?内容
/Course Objectives
 この講義では、「科学者(scientist)」という言葉が登場した19世紀初頭から現代までに科学?技術がどのように形成されてきたのかを、いくつかの重要な事例の分析を通じて理解するとともに、知識や常識に疑問をもって挑戦する批判的思考(critical thinking)を働かせて、科学?技術との関わり方?向き合い方を深化させることを目的とする。

 19世紀初頭は、現代の科学?技術が本格的に形成されてきた時代である。19世紀半ば以降には科学と技術が接近して、いわゆる「科学技術」が形成されていく。また、国家と科学?技術との関わりが深まり、科学?技術が戦争に不可欠の要素となっていく。さらには科学?技術の発達とともに公害や環境問題が注目されることになる。時とともに変化する科学や技術のあり方を捉えるためには、教科書的な知識を鵜呑みにするだけでは不十分であり、既存の知識や常識に疑問をもって挑戦する批判的思考(critical thinking)が不可欠になる。

 授業では、講義を聴講して内容の理解を深めるだけでなく、フィードバックや期末レポートの作成を通じて、情報収集や文献読解のスキルを能動的に高めることが求められる。
(下記の項目も参照)
授業の形式?方法と履修上の注意
/Teaching method and Attention the course
?授業は、対面、または、Zoomを利用した遠隔授業で実施される

?指定された期限内に、授業に対するフィードバックの提出を求める

?授業動画の配信は、授業終了の1週間後を目途とする

?授業に関する告知、資料の配信、授業に関する質問の受付、授業へのフィードバック、および、期末レポートの提出などは、manabaを通じて行う

?授業内容の理解度を確認するために、簡単なテストを3回程度実施する

?批判的思考の基礎固めとして、授業内で解説した参考資料から1つを選び、指定された内容を要約する

?批判的思考を深めるために、上記で要約した内容に関連する事柄について各自でテーマを設定し、文献調査に基づく論述をおこなう

?いまや社会インフラであるPCやインターネットについてのリテラシーを自然に身に着け、スキル向上を図るために、Zoom、manabaなどのオンラインツールを積極的に活用した授業運営をおこなう

【注意】
?フィードバックの提出期限は、授業動画の配信前に設定されるので、フィードバックを提出するためには、対面かZoomでリアルタイムに出席することが必須である
(事前?事後学修の内容、および、評価方法の項目も参照)
事前?事後学修の内容
/Before After Study
?配布資料やノートを確認し、必要に応じて情報収集や文献読解をおこなう(毎回1時間程度)

?授業内で解説した参考資料から1つを選び、指定された内容を要約する(6-12時間程度)
 
?上記の要約を出発点として、関連するテーマを各自で設定して文献調査に基づく論述を作成する(20-30時間程度)

(補足)
?期末レポートは、上記の要約と、文献調査に基づく論述から構成される
?期末レポートの作成の仕方は、授業の中で説明する
テキスト1
/Textbooks1
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
(授業資料をmanabaで配信する)
テキスト2
/Textbooks2
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト3
/Textbooks3
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等1
/References1
書籍名/???名
/Title
『社会の中の科学』
著者
/Author name
中島秀人
出版社/URL
/Publisher
日本放送出版協会
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等2
/References2
書籍名/???名
/Title
『科学と宗教』
著者
/Author name
トーマス?ディクソン
出版社/URL
/Publisher
丸善出版
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等3
/References3
書籍名/???名
/Title
よくわかる現代科学技術史?STS
著者
/Author name
塚原東吾、ほか(編著)
出版社/URL
/Publisher
ミネルヴァ書房
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
担当教員(野澤)は、「科学技術庁の設立と科学技術基本法」の執筆を担当した
評価方法
/Evaluation
「授業の目的?内容」に記載した内容に基づいて到達度評価をおこなう。

配点は、フィードバックと確認テスト50%、期末レポート50%である。

評価の項目や基準については、授業内で具体的に説明する。

【注意】
?単位取得には、9回以上のフィードバック提出が必須である
?提出期限後のフィードバック提出は、基本的に認めない
?授業内容の理解が著しく不十分だったりする場合には、フィードバックを未提出扱いにすることがある
関連科目
/Related Subjects
科学史Ⅰ、
全学総合講座(大学における教養教育)、全学総合講座(社会の中の科学)、
科学技術と社会Ⅰ、科学技術と社会Ⅱ、
人文学特殊研究(科学を読み解くa)、人文学特殊研究(科学を読み解くb)、
データサイエンス特殊研究(AI?数理データサイエンスを読み解くa)、データサイエンス特殊研究(AI?数理データサイエンスを読み解くb)
備考
/Notes
到達目標
/Learning Goal
自然、環境、人間に関する学問分野について、副題に示したテーマをもとに、21世紀型市民にふさわしい概括的な知識を習得し、今後の複雑な国内および国際情勢に対処していく方法について、論理的かつ創造的思考を持って対応できるようにする。

/Time
授業計画(主題の設定)
/Class schedule
授業の内容
/Contents of class
事前?事後学修の内容
/Before After Study
1 イントロダクション、産業革命期の科学?技術(1)概観 授業全体の構成や履修する際の注意点、および、成績評価基準の概要を説明するとともに、産業革命期(18世紀後半から19世紀半ばころまで)の科学?技術の特徴を概観する。
2 産業革命期の科学?技術(2)史料の紹介 産業革命期に書かれた史料の翻訳などを見ながら、当時の科学?技術に触れる。
3 産業革命期の科学?技術(3)参考資料の読解と解説 産業革命期の科学?技術に関する文献読解を通じて、当時の科学?技術についての理解を深める。
4 国家と科学?技術(1)概観 19世紀半ば以降は、国家と科学?技術との関係が緊密になっていく。国家と科学?技術との関わりの変遷について概観する。
5 国家と科学?技術(2)19世紀の史料紹介
国家と科学?技術との関わりについて19世紀に書かれた史料の翻訳などを見ながら、当時の科学?技術に触れる。
6 国家と科学?技術(3)20-21世紀の史料紹介
国家と科学?技術との関わりについて20-21世紀に書かれた史料の翻訳などを見ながら、当時の科学?技術に触れる。
7 国家と科学?技術(4)参考文献の読解と解説 国家と科学?技術との関わりについて論じた文献読解を通じて、国家と科学?技術との関わりについての理解を深める。
8 戦争と科学?技術(1)概観 第一次世界大戦のころから、科学?技術は戦争に深く関わるようになっていく。戦争と科学?技術との関わりの変遷について概観する。
9 戦争と科学?技術(2)第一次世界大戦ころまでの史料紹介 当時書かれたテキストの翻訳などを見ながら、当時の科学?技術に触れる。
10 戦争と科学?技術(3)第二次世界大戦ころからの史料紹介 当時書かれたテキストの翻訳などを見ながら、当時の科学?技術に触れる。
11 戦争と科学?技術(4)参考文献の読解と解説 戦争と科学?技術との関わりを扱った文献読解を通じて、戦争と科学?技術との関わりについて考える。
12 公害?環境問題と科学?技術(1)概観 「公害」「環境」という言葉は19世紀半ばに登場した。公害?環境問題と科学?技術との関わりの変遷について概観する。
13 公害?環境問題と科学?技術(2)参考文献の読解と解説 公害?環境問題と科学?技術との関わりを扱った文献読解を通じて、公害?環境問題と科学?技術との関わりについて考える。
14 公害?環境問題と科学?技術(3)史料紹介 公害?環境問題について書かれたテキストの翻訳などを見ながら、公害?環境問題の科学?技術に触れる。

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